2020/01/09
新年 明けましておめでとうございます。
昨年末にご紹介いたしました綯屋さんの注連飾りは、有り難いことに全てみなさまのお家へ嫁いて行きました。
お足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。
早々に完売した形も重なり、すべての方の元へとはゆきませんでしたが、大切に育てられた限りある材料から作られる一つ一つを思い、またのご縁を楽しみにとご理解いただき感謝いたします。
また、初めて開催した藁綯い・輪飾りのワークショップも午前午後ともに暖かい陽の中で佳き時間となりました。
二本の藁を綯っていくことがこんなに難しいのかと、みなさん原理は頭でわかっているのに〜と最初こそ無言真剣な表情で向き合っておられましたが、徐々に感覚が掴めてきて、すーっと縄の形に。
来ました!とまるで何かが降りて来たかのような感覚?で一人また一人と二本の藁から縄が生まれました。
そこから輪にして作られた輪飾りはどれも味のある素敵なものばかり。
みなさん綯屋の横畠さんが穏やかなトーンで語る藁のこと、注連飾りのことを聞きながら、先人の苦労や強さを思い浮かべ、一本の縄の尊さを感じ、目の前にある一つとして同じものがない自分の手から生まれた注連飾りを愛おしそうに眺めていて、和やかな空気にこちらが幸せだな〜と感じた嬉しい時間。
地元で育てられた貴重な藁を使わせていただけたことや一周年の節目にこのような風景を感じられたことに心より感謝いたします。
またこのような機会を作れたらと思っています。
綯屋の横畠さん、ご参加いただいたみなさま本当にありがとうございました!
さて、嫁いだ注連飾りがこの年末年始にそれぞれのお役目をしているのだな〜と作り手の横畠さんではないのに、ついついそんな思いで過ごした私たちの年末年始は、家族と過ごし(食べて〜飲んで〜食べて〜)自宅とお店の氏神さまへの初詣もそれぞれ晴天の中できて、これぞ正月という穏やかな時間を過ごさせていただきました。
そして、念願の念願のkameli apartmentまきさんの住む黒島へも行ってまいりました〜。(心はまだ黒島です…)
こちらはまた改めて。
明日10日より一部屋丸っとかご部屋となります。
インド、ベトナム、ラトビア、リトアニア、フィンランド、ポルトガル、カンボジア、日本…と津々浦々のかごや小物が一堂に並ぶ愉しい空間となりそうですので、新春のお買い物にぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。
相変わらず歩みがスローな私たちですが、どうぞ本年も宜しくお願いいたします。
morozumi
両角
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