風が通る場所

2020/08/27


先日、ご近所にある東慶寺さんへ伺いました。


暑い暑い日中ではありましたが、一歩山門をくぐると、すーっと風が抜けていきなんとも涼やかな気分に。

山野草や大木の緑には陽射しが反射し、その美しさにしばし見惚れながらゆっくりと境内を歩きます。




その日は東慶寺さんが今年から取り組まれている「大地の再生」という草花の手入れを行われている日であり、黙々と庭師のみなさんが草花に向き合われていました。


風の通り方や土の中の水や空気の流れ方に耳をかたむけ、その土地や風土にあった整え方をされる「大地の再生」。

自然本来の流れのなかで育まれる草花やその環境を大切にし取り組まれている様子が大変興味深く、少しだけ作業の様子を見させていただきました。


↓咲き終えた紫陽花の花を切り、根元へ置いてあげる。土へ還りまた次の命に繋がる。


お寺の景観を考えると大変勇気のいる取り組みだと想像できますが、ご住職や奥さまの思いがこの先のことへ向いておられるのを感じ、すばらしいことだと思うとともに、参拝させていただく私たちの心持ちを今一度改めていきたいなと感じます。

この取り組みに関して、東慶寺さんのblogでとてもわかりやすく綴られていますので、ぜひご覧いただきたいです。

まるで学びを得ているかのような「なるほど」が詰まっています。

そして、本来の美しさとは。身近な緑に対しての思いや見方が変わると思います。

店の庭も野趣という良き言葉に委ねすぎていたことに はっ とします。

風通しを良くし、またそこから新しい命が芽吹くように。そして隠れている土の部分にも目をやり、様子を伺うこと。楽しみながら取り組みたいと思います。



東慶寺の方もとても親切で、風の通る心地のよい場所が身近にあるのはとてもありがたいです。

ぜひご参拝へ行かれてみてください。


東慶寺HP

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