ガラ紡 と ラグ 展 あと3日となりました

2019/11/23


日本のガラ紡、インド、ラトビア、ポルトガル、メキシコ、ベトナム(番外編)の手織りラグに囲まれた、旅をしているかのような贅沢な空間もあと3日となりました。一言にラグといっても大きさや素材、柄や装飾的なものまで全てが違い、同じ素材でも紡ぎ方や肌あたり、匂いも様々。

文化やその土地の色、風景が映し出された絵画のようなものばかりでさながら美術館や博物館にいるようです。


会期もわずかとなった今ですが、なかなかこちらでご紹介できていなかったので改めてご紹介いたします。



| Suno&Morrison | インドの手織りラグ & ガラ紡

インドのジャイプールや北西部にあるグジャラート州で織られる彩り豊かなラグたちは、ウールやコットン、ジュートなど素材や織り方も様々で、見ているだけでもワクワク楽しい気持ちになります。 今回は新作の市松柄やmorozumiでもご好評いただいているNomad Rugシリーズなど沢山届けていただきました。 Nomad とは遊牧民のこと。 グジャラート州の遊牧民が作るNomad Rugは、ラクダに乗せて運べるよう、流線形の木の枝で作られた織り機で一本一本みっちりとても丁寧に織られて丈夫なため、100年保つと言われています。 天然染料染め、もしくは無染色の毛が用いられ、砂漠暮らしの中で生まれた幾何学パターンや織り始めと終わりの美しい始末、独特のフリンジなどが主な特徴です。 そして、職人の減少により今では二家族でのみ織られている大変貴重で伝統的な技術によるラグです。 美しい表情はタペストリーにもおすすめです。 オーガニックコットンのガラ紡 今年はヘリンボーン柄やラベンダーなどの軽やかな色が加わり、色とりどり様々なサイズでこんもり届けてくださいました!そしてトートバッグやポーチ、お子さまのベストやスタイなどのアイテムもまだまだご覧いただけます。


肌に触れたときの包まれるような優しく柔らかな感覚をぜひ体験しにいらしてください。

これからの季節はもちろん、通年通して触れていたい相棒がみつかりますように。 - ガラ紡とは、明治時代後半に日本で考案された最も古い日本製の紡績機で紡がれた糸のことです。 繊維品が貴重だった時代に、糸くず等の繊維のごみを糸として再生するためにつくられ、一時期は普及していたガラ紡機ですが、現代の量産型の紡績機に押され、徐々に衰退して行き、現在は2,3件で稼働しているそうです。 ガラ紡機の紡ぐスピードは大変遅く、1日で出来る糸の量は約10kg。これはSuno&Morrisonの大判ストールに換算すると、25枚分程とのこと。 Suno&Morrisonで使用しているガラ紡は、原料がオーガニックコットンの*落ち綿でつくられているため、通常の綿の原料のものに比べるとさらに柔らかく、肌あたりの優しい風合いの生地に仕上がっています。 時間をかけて、ゆっくり丁寧に紡いでいく工程によって空気を含んだようなあの肌触りが生まれるのですね。まるで手紡ぎのような仕上がりは、先人の知恵と共に現代では真似をすることのできない日本の素晴らしい技術です。 *落ち綿とは、現代の紡績機では糸になりきれず無駄になってしまった、短い繊維の事です。(HPより一部抜粋)



| Kameli apartment | ラトビアのリネンラグ

先月のKameli apartment展にてご覧いただいた方もいらっしゃると思います。 今回のラグ展にも美しいリネンのラグを届けていただきました。 ラトビアの伝統的な工房で織られるリネンのラグ。 糸選びから織り上げるまでの間にあるいくつもの細かな工程。 熟練された職人さんの技術や経験、センスのもと一つとして同じものはない一枚に仕上がります。 織られた図柄やリネンの光沢は美術品のようでもあります。 そして何年、何十年との愛用の中で更に増す光沢やしなやかさは、美しい生活道具として毎日を豊かにしてくれるはずです。 新色グリーンの落ち着いた緑の重なりが個人的にとても好みですが、この写真の独特な柄は引き込まれるような美しさがあり、糸の色も写真ではうまく表現できない深いブルーグレーでこれまた美しい。 カラーリングや微妙なサイズの違い、フリンジの有無、全てを広げなければ見ることのできないにくい仕掛け?はさすが麻樹さん。 そして、今回もまた赤いラグの魅力に悩まされています。 今回、企画展に合わせてライマさんの器やバッグも届けてくださいました。 ぜひ美しい生活道具を見にいらしてください。

| CASTELLA NOTE | ポルトガル FATIMA GOMES (ファティマ・ゴメシュ) のラグ

初めてご紹介するポルトガルのファティマさんが織り上げるぷくぷくのラグは、 アルガルヴェのバスケットなどポルトガルの手しごとを日本へ届けるCASTELLA NOTEさんから。 ファティマさんのラグはずっと憧れていた一枚です。 伝統的な技術でありながら、作り手は今、ファティマさんだけとなったこのラグ。 ポルトガル北部ミランデラの村から届く暖かく優しい一枚にぜひ触れてみてください。

そして、ファティマさんのラグのほか、montemuroのおばあさんたちがつくる手編みの靴下や NAMBAN OPORTO KITCHEN STUDIOのミゲールさんのご機嫌なネックレスも並んでいます。 どちらも愛用しておりますが、靴下は重ね履きルームソックスとして底冷えするお店で頼もしく、ミゲールさんのネックレスは相変わらず色んな方との縁をつくってくれるお守り的存在です。 ラグと合わせてぜひご覧ください。

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FATIMA GOMES (ファティマ・ゴメシュ) のラグ ポルトガル北部では古くから各家々で女性の手によりウール、リネン、シルクの織物が生活の傍らで織られ続けて来ました。ファティマ・ゴメシュの住む北部ミランデラの村でもこのウールの織物は伝統的なもので彼女の母、またお祖母さんもつくっていたそうですが、この地域にいたこの織物の織り手も今ではファティマさんひとり。自宅で木製の織り機を使いひとり製作を続けています。 地元の羊の毛を紡ぐところから始まる作業はとても牧歌的な風景の中でなされています。冬は特に寒い石造りの家で寒さから身を守るために作られてきたラグは、手間がかかりとてもプリミティブでありながらしっかりとして高品質。 自宅の工房には3台の木製の手作りの機織り機があり、幅2mほどもある大きな織り機を前に、小さな体のFatimaさんが右に左に動きながらふくよかなこのラグたちを織り上げていきます。驚くほどに全ての工程は手でなされていて、プリミティブ。それゆえのわずかな不揃いさや自然のままの羊の毛の個性が、思わず触りたくなる豊かな表情をつくりだします。 シンプルながらも優しくて、羊の毛の色そのままの毛糸を活かしたデザインも魅力。窓の外には広い畑が広がる工房でひとり織り続ける静かな時間もゆたかに織り込まれているようです。 (CASTELLA NOTEより)


| pips | メキシコのラグ


一つ前にてご紹介しています。

こちらをぜひご覧ください。

https://www.shopmorozumi.com/post/ガラ紡-と-ラグ展-pips---サムエル工房




| ガラ紡 と ラグ展 | 2019年11月14日(木)〜26日(火)  11月19日(火)休み Suno&Morrison(ガラ紡・インド手織りラグ) Kameli apartment(ラトビア手織りラグ) CASTELLA NOTE(ポルトガル手織りラグ) pips(メキシコ手織りラグ)


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